こんにちは。くろまりです。今日はなぜ自分が排泄をめぐる問題やコミュニケーションの世界に入りたいと思ったきっかけについて書いてみました。
「不自然」な時代
もともと私はバリキャリの営業マンでした。
「自分自身をもっと高めたい」「日本をもっと良くしたい」と思って、ITのベンチャー企業に就職しました。
今もその思いは変わっていませんし、入社以来ありがたいことに同じ会社に在籍させてもらっています。
ただ昔の自分は忙しい毎日の中で、自分を大切にすることをずっと怠ってきました。
頻繁に体調を崩し、思い切って仕事量を減らす相談をして受け入れてもらってからも、大きく変わることはありませんでした。
産育休のブランクを経て、仕事に復帰してからも仕事と家庭の両立でさらに多忙になり、体調が悪化するだけでなく浣腸を手放せなくなるくらい便秘に悩まされることになりました。
何となくうまくいっていないなぁと思う日々の中で、第二子の妊娠が分かるとちょうど同時期に世界でコロナウイルスの感染について段々と話題になってきました。
リモートワークが自分を見つめなおすきっかけに
コロナ禍によって私が働いている会社はフルリモート勤務になりました。
最近はフルリモート勤務ではなく、部門ごとにリアル出社を取り入れたりしているようですが、妊婦である私は産休に入るまでフルリモート勤務を使わせていただきました。
朝の身支度や通勤時間などが無くなって、時間的にも身体的にもゆとりをもって生活できるようになり、初めてゆっくりトイレをすることができることに気づきました。
ゆっくりトイレに行けると、便秘のサインなどにも気づけるようになり、「水分をきちんと摂ろう」と心がけるようになり、排泄感覚をきちんと見つめなおすようになりました。
おむつなし育児で大切なことに気づく
たまたま見つけたおむつなし育児ですが、初めは自分のためというわけではありませんでした。
おむつ外しに苦戦していた子どもにとって、少しでも良い情報があればと思い、おむつなし育児アドバイザー養成講座を受講しました。
そこで10時間にわたりおむつなし育児の世界にふれる中で、子どもたちだけでなく自分も含めた排泄本能を大切にすることの重要性を教わりました。
それは、長い間自分を大切にすることをしてこなかった自分が人間の本能に向き合った貴重な経験でもありました。
旅行や友達とのお話など楽しいことをしていても、仕事や育児など時に大変なことをしていても、なかなか大切にされない排泄。
このブログは、「排泄の尊厳を大切にしたい」、「自然体に生きたい」という思いを忘れないために書いているという側面が大きくあります。
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