こんにちは。くろまりです。
今日は改めておむつ外しをすることの意味について記事を書いていきたいと思います。
目的について考えてみた経緯
おむつ外しやトイレトレーニングは長い目で見て取り組んでいくことが大事だと思います。
なぜなら、お子さんによってどれくらいの期間でおむつ→トイレに移行できるかは実践する前からははっきりとは分からないからです。
特に我が家で実践している3歳を過ぎてからの「ちょっと月齢遅めのおむつ外し」の場合、おむつの中での排泄が習慣化しているため、長期戦を心づもりしていく必要があります。
おむつを卒業するまでにかかった時間が長いか短いかについて、どちらが良いのかということはあまり気にしなくて良いかと思います。
後からそのことを持ち出す人は稀だからです。
しかし、おむつ卒業までが長くなる場合には、短いケースに比べてこのようなリスクがあると思います。
①おむつ外しの途中で挫折する可能性が高まる。
②短期的に終わらせようとしてできなかった場合、ストレスが溜まる可能性が高まる。
そのため、おむつを外すことの目的について折に触れて考え直すことはとても大事です。
おむつ外し・トイレトレーニングを行う目的
おむつ外しを行う目的はご家庭により、様々だと思います。
私がおむつ外しに取り組む目的は「子どもの排泄のための選択肢を増やす」ということです。
もちろん、早いうちにおむつを外した方が良いという理由はたくさんあります。
- おむつをしたままだと、歩行に影響を及ぼす可能性がある
- おむつが外れる年齢がどんどん上がってきていて就学後の生活に影響している、など。
こういったデータや事実を受け入れつつも、保護者も人間ですから100点の育児にはなりえません。
毎日一生懸命に遊び、日に日に成長している子どもに対して、あるべき姿を強要するのが最適でない場面もあります。
だから、おむつという便利なものに頼っても良い。
本人がおむつの中で排泄したいのであれば、排泄をさせたら良い。
だけど、「おむつを履かなくても良い」という選択肢を増やしてあげられたら、排泄に寄り添えている実感があります。
「おむつで排泄する」のと「おむつの中でしか排泄できない」では意味が違うということですね。
いつかおむつからの自由を手に入れるために
おむつを手放したくない子どもが、おむつに対して本当はどういう気持ちを抱いているのか、というのは本人でないと分かりません。
子どもが言う「まだおむつが良い」には、もしかしたら焦りや葛藤、劣等感など複雑な感情があるかもしれません。
なぜなら、毎日周りの友達の様子を見たり、先生からトイレで排泄できるよう励ましの言葉をもらったりきっとしているだろうから。
だから一番そばにいる保護者は、子どもの気持ちに寄り添いながら、応援したい。
子どもができそうなときに助けを求めて声をかけてくれたら、そのときできそうなことをサポートしたい。
長く感じるおむつ外し、つい焦ってしまう気持ちを感じながらそんなことを思っています。
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