こんにちは。くろまりです。
昨日息子が約1か月ぶりにトイレに座りました。
今日は「ちょっと月齢遅めのおむつ外し」の経過について、今までより具体的にお話したいと思います。
この記事はこのような方におすすめです。
月齢が遅めのおむつ外しの参考例を探している方
おむつ外しスランプに至るまでの経緯
おむつなし育児上では、排泄自立のための3ステップとして以下を挙げています。
1、身体から排泄物が出る生理現象を目で見て、音を聞き、肌で感じて脳で認識する
2、おむつの外で排泄する感覚を保つ
3、トイレという場所での排泄を学習する
※おむつなし育児アドバイザー養成講座資料より作成
ステップ1はおしっこやうんちをためて一度に出すという感覚を養うために必要と言われています。
息子の場合は保育園ではパンツを履き、お漏らしもそこまで多いわけではないので、ステップ1はクリア。
長年おむつの中で排泄をしていたため、おむつの外で排泄をするという感覚(赤ちゃんがおしっこをおむつの外でとばしている感覚)を忘れてしまっています。そのため、お漏らしをしても良いのでと言うことで自宅でもパンツ生活をしていました。
おしっこやうんちをしたくなると「おむつにする~」とおむつを履いて排泄する息子。
時々タイミングが間に合わずにおむつの外でお漏らしをすることもありました。
「お漏らしをして良いので、何とかおむつの外で排泄するという感覚を取り戻して欲しい」というのが私の狙いだったので、経過は順調なはずでした。
しかし、お漏らしが何度か続いた後、ある日突然「もう布パンツは履かない。おむつを履く」と言い出しました。それ以来、自宅では布パンツを履かなくなってしまいました。
「これではステップ2(おむつの外で排泄する感覚を保つ)どころかステップ1(おしっこをためて出すために排泄を五感で感じる)よりも前に戻ってしまう」
焦った私は「おむつはもうすぐバイバイだよ」と声をかけ続け、息子はそれに反発しついにトイレに座ることもやめてしまったのです。
ママの考えの転換
おむつなし育児の根本的な考え方は「排泄を通じたコミュニケーション」です。
「嫌がる場合は無理強いしない」ことが大事な原則ですので、いったんは息子の心に寄り添うことにしました。
「おむつはもうすぐバイバイだよ」といったような言葉がけはやめました。
しかし「何もアクションをしない」ではありません。
そのときできることを最大限やろうと考えました。
・おしっこやうんちが出ていたらすぐにおむつを替える
→おむつをしていても、おしっこが出た感覚をしっかり認識して欲しいという気持ちから、おしっこをしているかは細かくチェック。
・新しいオムツはトイレに自分で取りに行ってもらう
→トイレに通う機会を絶やしたくないという気持ちがありました。
地道なことなのですが、確かにポジティブなことが起きている実感がありました。
私自身が息子の排泄に気を配っていることが息子にも影響し、息子もおむつの中でもおしっこが出ているのが分かるようになってきたのです。
それはある日突然に
いつものようにおもちゃで遊ぶことが楽しく、なかなかお風呂に入らない息子。
遊びの区切りがついたところでお風呂に促し、お風呂に連れて行くと息子が突然「トイレ入る」と言いました!
これまでの経験から「おむつ外しで一喜一憂してはいけない」と戒めてきた私も、内心つい歓喜してしまいました。
約1か月ぶりにトイレの入り口で数えた100はとても幸せでした。
これまで通りおしっこやうんちが出るわけではないのですが、座れたということだけで昔行っていたことをまたやり始めました。
盛大に褒めてあげたいのですが、褒められるというのが苦手な息子。
小さな成功体験として私の胸に秘めたいと思います。
これからもママの失敗や息子の前進後退を繰り返しながら、いつかおむつが外れる日が来るのを気長に待ちたいと思います。
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